ケイコと桂子

 私がほぼ毎日チェックしているブログを二つ紹介します。一つ目の主人公は「ケイコ」さんです。ブログのタイトルは,「ケイコさん明日は覚えているの?」で,実の娘さんが,アルツハイマーの母ケイコさん(昭和16年生まれ,要介護1)を近距離介護(毎日おかずを届け,千円を渡し,薬カレンダーをチェックするetc.)する日々を綴っておられます。このブログの最大の特徴は,実の母に対する過激な表現です。ブログ本文に出てくる言葉を引用すると,例えば,「アルツハイマー病に脳みそを破壊された母ケイコさん」,「他人のちょっとした一言でカッとなる精神病持ちですから」,「母ケイコさんの壊れている頭の中」,「ゴミ屋敷と母ケイコが焼ける分には諦めもつきます。と言いますか,むしろWelcome?ですが」,「アルツに脳みそを破壊され,夜行性のケモノに変身している母ケイコさんですから」,「脳みそに巣くう一匹の虫神様の思し召しのままに」,「あの「うんこの間」と名付けた恐怖の部屋からガタガタと音が聞こえてきますのでおそらく,早朝からアルツのお仕事「部屋の配置換え」を行っているものと思われます。もうじき施設行きとなる身の上なのにご苦労なことです。」等々です。読み始めた頃は,そこまで書くか?という感想を持ちましたが,だんだんと引き込まれていき,今ではすっかり熱心な読者になってしまいました。なぜだかわかりません。

 二つ目の主人公は「桂子」さんです。ブログのタイトルは,「若年性アルツハイマーの母と生きる」で,これも実の娘さんが,大阪から呼び寄せた母桂子さん(67歳,要介護3)を同居介護する日々を綴っておられます。こちらは実名も写真も公表済みで,娘さんは「岩佐まり(32歳)」,お母さんは「岩佐桂子」と言います。フリーアナウンサーとして働きながらお母さんを一生懸命介護するけなげな姿が共感を呼び,母も娘もカワイイことから,若年性アルツハイマーのブログランキングで堂々,ダントツの1位です。症状が少しずつ進み,不穏になったりおねしょをしたり便秘になったり,その都度写真付きで防水シート,おねしょシーツや便秘薬などが紹介され,私の妻の介護の予習にもなり,大変ありがたく感じています。母桂子さんの写真(笑顔が多い)も頻繁に掲載され,かわいく,いとおしく,他人じゃないような気がしてきます。まりさんは昨年,「若年性アルツハイマーの母と生きる」というタイトルの本(KADOKAWA,1,404円)を出版されました。

 岩佐まりさんは本を書き,ブログも有名で,あちこちから講演依頼があり,熊本や広島などで講演をしたそうです。私と妻もいずれカミングアウトし,本の1冊も書いて,日本各地から講演に呼ばれ,その土地の料理と地酒を味わい,観光名所にも連れて行ってもらい,講演料をがっぽがっぽと稼ぎたいなあ!なんちゃって..


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